Photoshopでの作業過程で今更知った機能や、地味に使う機能たち
はじめに
こちらの記事はAdobe Photoshop Advent Calender 2018、17日目の記事です。
書いている人
時々デザインをやりながら研究をして修論を書いている色々と限界を迎えた大学院生です。修論は書けていませんが、息抜きに記事でも書こうと思います。
未熟者が書いているものなので、ツッコミどころがあればどうぞ!!
今回は「近未来でサイバー感あふれるロゴ」を作ります
皆さん、企画名しか決まっていないイベントのチラシを作る時、いつもどうしていますでしょうか?
企画があまり決まっていない状態で広報を同時並行にやるとなるとコンセプトと詳細を決めつつ制作進行することになります。
個人的にはロゴデザインとかでもとりあえず1つ作るだけでもイメージ共有が最低限できると考えていて、いつも最低ロゴかチラシ(大体)を最優先で作ります。デザインってすごい。
今回はイベント名だけ決まっていたので、ロゴを作りつつPhotoshopで今更知った機能や、地味によく使う機能を簡単にまとめます。
とにかく気楽にラフを書けるようになった
考えるけど、考えすぎても面白みがなくなる......。
こういうロゴを考える時、既存のフォントも使うんですけど手書きで書きたくなっちゃうのでiPad Proやら紙にがしがしかきます。
iPad Pro と Apple Pencilの登場により気軽にラフを書けるようになりました。
紙に書いている時でもAdobe Captureでベクター形式に取り込みが簡単にできるのでAdobe製品の強さを感じます。
かける人は初っ端からPhotoshopやIllustratorでやるんでしょうけど、でも体感だと8割こういうラフでやっぱり決まっていきますね。
ラフって大事、沢山かくのも大事。
元が紙に書いたやつでもAdobe Captureでざっくりいらないところを消せば、原型ができます。
とりあえず、ざっくりでも書いていきましょう。後で直せばいい。
私の場合、パスの数を減らしたいのでIllustratorで書き直してしまうんですけども......。
Photoshopできらきらさせるのが好き
ロゴだったらIllustratorを使う方が多いのが個人的な印象ですが、Photoshopで作るのも楽しいですね。
私の中でPhotoshopは主に光らせたり、光らせたり、光らせたりするのによく使います。光らせるのが好きなんです。
今回はサイバー感出したいということで、ネオン加工をしていきたいと思います。
ただこちらに関しては最高にわかりやすい方の説明があるのでそちらを紹介したいと思います。
基本的にちょっと光らせる表現をする時はオーバーレイがとっても便利ですね。
今更知ったPhotoshopの機能「ヒストリー機能」
ここで今日のお話のメイン。
気づいたらPhotoshopと出会って9年くらいなのですが、毎日使っている訳でもないことがあり、普段使わない機能を人に教えてもらうことによって初めて知ることがざらにあります。
やっぱりデザイン関係だと色の差分や位置を見比べたい時とかあるじゃないですか。
今回もロゴとかは背景色に合わせて色調整を行うことも何度かしています。
そんな時のヒストリー機能。別に新機能でもなんでもないですが、地味にほとんど使ったことなかったんです。
これですウィンドウメニューに「ヒストリー」があります。
主な機能としては、Photoshopで行った動作が記録されているので、やらかした場所にピンポイントで戻すことが可能です!(デフォルトは20回、PCスペックによっては設定を変えると40回分くらいまでいけます)
Shift + Command + Z 連打しなくてもよかったです、今まで何をしていたんでしょう。
(Photoshopは新バージョンから Command + Z でひたすら戻せるようになりましたね。
きっとこれからはIllustratorとPhotoshopでキーを押し間違えないでしょう)
カメラアイコンをポチッと押すとキャンバスのスナップを撮影してくれるのでちゃちゃっと差分を記録・共有するのにとっても便利です。
なんで知らなかったんでしょうね......。
もっと勉強しようと思いました。
地味に使う「ナビゲータ機能」
これ他の方は使ってらっしゃるのでしょうか。
私はすぐにどこの作業をしているのかわからなくなってしまうのでよく使うんですよね。
赤い枠の部分をドラッグすると拡大倍率を保持したまま作業位置を変更することが可能です。全体からみてどこの部分を作業しているのか視覚的にわかるので個人的にはすっごく重宝しています。
そんなこんなでPhotoshopの機能を使って作ったものがこちら!
ほんのりネオンにしました。そして手書きのゆるさ。
世の中には素敵なフォントが沢山あるのですが、たまにやりたくなる完全手書き。
おわりに
デザイン系ソフトって面白いことに、個人によって使用目的や使う癖が全然違うので、長く使っていても使い方によっては知らない機能がたくさんあります。
早い話、専門書を読めばいい話なんですけど、結果としていつも作業をしながら必要な機能を覚えていくスタイルだったので、どこかで抜けちゃっているのが現状です。
定期的になんで知らなかったんだろうというものをまとめていきたいです。
余談
Adobe Max JapanでPhotoshopクッションを手に入れました。
まだ圧縮されていますが、大切にします。